当サイトや行政書士事務所のシンボルであるイチくんを迎えて1年が経ちました。
家に迎えたときに生後約4ヶ月だったので現在で1歳4ヶ月です。
ハリネズミの寿命は3〜4年とされていますが、あくまで平均であって当然ながらハリネズミも若くして亡くなることもあれば5年以上生きることもあります。現状、ハリネズミの「5年以上生きることもある」は「人間は90年〜100年以上生きることもある」くらいの感覚です。
迎えるまでの思い出
ペットプラザ高槻店で迎えたのですが、私が行った時はハリネズミは1匹だけでした。タイミングによってハリネズミがいるときといないときがあるようです。
家の近くにも扱っている店があるのですが、貴重なハリネズミの出産シーン(!!!)を見てしまいその店で迎えるのは怖くなりました。初めからオスを迎えればもちろん出産はしないし、特にメスのハリネズミに多いとされる生殖器の疾患とも無縁なので初心者にはオスのほうが飼いやすいと思いました。
念のため言っておくとその店の管理が悪かったのではなく、ハリネズミをペットショップで購入したら子供を産んだ事例は地域や購入店を問わず意外とよく見かけるので、おそらく店に入荷するまでの時点で妊娠していたものと思います。ハリネズミの妊娠はハリネズミ専門ブリーダーの方ですら毎日ハリネズミの体重を測っても本当に産まれるのか自信が持てないことがあるくらい判断が難しいようなので、その点でもその店のことは責められないです。
生き物を飼うにあたってはあまり良い心がけではないのですが、とにかくとてもかわいかったので即決して飼育に必要そうなものを最低限購入して帰りました。小雨が降っていて少し肌寒い中を自転車で連れて帰ったのでそれもハリネズミを迎える上ではあまり良くなかったかもしれません。
家に迎えてから
家で初代ケージ(大きめの虫かご)に床材を敷き、水やフードをセットして持ち帰り用の箱を開けてハリネズミを出しました。ここからはちょっと閲覧注意というか下世話な話なのですが、迎えたばかりの子で同じような事例を見たハリネズミの飼い主の方が驚かないためにも書いておきます。
昼から夕方くらいの時間だったので少し眠そうにしつつ出てくるなり、お腹の真ん中から5本目の脚のようなものが出てきてその先端を執拗に舐め始めました。かなり不安でしたが、オスのハリネズミの生殖器は普段はお腹の真ん中に出べそのように収まっていて、私が見た5本目の脚のようなものは、包み隠さずに書くと勃起したソレです。人間で言うといわゆる自慰行為か一人尺八(楽器の尺八を演奏する方には申し訳ないですがあまりにもアレなので婉曲表現)ですがオスのハリネズミは当たり前にやることです。同じような現象があっても元気な男の子の証拠なので心配ありません。うちの子は生後4ヶ月でしたが、ハリネズミの生殖に適した月齢はもう少し後なので、人間で言うと性に目覚めた思春期真っ盛りくらいでしょうか。それを来た日に3〜4回はやってました。ちょっと慣れすぎじゃないですかね。
そして来た日は環境に慣れさせるのが大事と聞いていたのに、初代ケージから脱走しました。ちょっと慣れすぎじゃないですかね。
初代ケージはいかにも間に合わせだったのでニトリの収納ケースを改造したケージを作りました。ここで作ったのはNフラッテレギュラーですが、のちにワイドで作り直して広々と使っています。当サイト安定の人気投稿です。
関連投稿:ニトリNフラッテワイドでハリネズミのケージを作ろう
名前の決め方
なんとなく「人名の一部としては使われることもあるけどそれ自体は人名として一般的でないもの」にしたいとは思っていました。知り合いやら、前職の生徒や卒業生やらとかぶる名前もなんだか気まずいですからね。
当サイトや各種SNSのアカウントに「01」が入っていること、B’zの「ONE」や「イチブトゼンブ」が好きなことあたりから「イチ」にしました。あと他のSNSでの有名ハリネズミさんとかぶらないようにもしたのですが、今のところ同じ名前の子はつけた後に見つけました。
私はおそらく多頭飼いはしないしあまり考えたくないけれどイチくんが亡くなったら次に飼うとしてもおそらくイチくんが転生してくれるくらいには(フィクションの見過ぎ)間隔を開けると思うのですが、次にハリネズミを飼うにしても「アン」とか「ユニ」とか他の言語で「1」を意味する言葉にすると思います。うーん、でも「アン」は人名とかぶるかも。
イチくんのこと
ハリネズミにしてはかなり新しい環境にも人にも慣れやすいタイプに思えるのですが、配偶者🐧は積極的には触ろうとせず、私には慣れているけど時々針を立てる程度なので、赤の他人に対してどんな態度を取るかはわかりません。
ちなみに🐧は動物が苦手なのでハリネズミは「夫婦で飼っている」というより「私が飼っている」というほうが適切な状況です。🐧は犬猫アレルギー気味なので、針と丈夫な毛に覆われて針や毛が抜けても床に落ちて空気中に舞いにくく、アレルギーを起こしにくいハリネズミは私が飼うのに最適でした。さすがに犬や猫は家族全員が協力的でないと飼いづらいと思いますが、小動物の飼い主の方なら珍しくない状況だと思います。
ハリネズミの魅力
・闇と孤独を愛する永遠の中二病
・機嫌が悪ければ飼い主にすら針を立てる永遠の反抗期
・人間に興味がなさそう
これを魅力だと思える人はハリネズミを飼うのに向いています。
ちなみに私の場合、好きな人のタイプすら動物にたとえるとハリネズミという疑惑があります。正確には「ハリネズミにたとえても怒らない人」かもしれません。
魅力ではなく悪口だと思った人はおそらくハリネズミを飼うのに向いていません。