京都会場にて「私の実家このへん!」ってマップを指さしていたのは私です。
本日のサムネイルはシャーマンキング展で撮影したものですが、私の実家もこの地図の範囲内にあるのであまりに興奮しすぎて見切れています。申し訳ありません。
1:出雲文化伝承館
驚愕の事実だが、私は一度も行ったことがない。というかあまり地元の人は行かないし、公共交通機関の便が悪いところにあるので観光客もあまり行かない。
地元にいた頃に幾度となく親の車で前を通ってはいるが、ここが麻倉家のモデルということが大々的に公表されたのがごく最近なので全く聖地として認識していなかった。そんな大事な設定を後出しされるのは心外である。
古くから続くシャーマンの家系、裏に山があるというあたりから勝手に千家国造館か北島国造館あたりがモデルだと思っていた。仮にこの2つのいずれかがモデルなら1000年どころではなく神代から続く伝説のような家系なのだが、私の同級生(念のため小中高のどの段階かは伏せておく)にいた。
2:宇迦橋の大鳥居
厳密には勢溜(出雲大社の二の鳥居のあたりを地元ではそう言う)から宇迦橋の一の鳥居を見下ろしているところ。
昭和初期に平安神宮の大鳥居ができるまでは日本一の大鳥居だった。
勢溜付近は連載当時はかなり寂れていたが、現在は目の前にスターバックスができるなどしている。
一畑電鉄出雲大社前駅は一の鳥居より内側にあるが参拝するなら一の鳥居も通っておきたい。
宇迦橋は徒歩でも親の車でもよく通っていたが、現在は宇迦橋自体が老朽化のため工事中らしい。
3:出雲大社前駅
私の実家の最寄駅(田舎の最寄駅は範囲が広い)。
シャーマンキング0のアクリルジオラマでは塗り直される前、メラ旅のキービジュアルでは塗り直された後である。
現在はカフェなんかが併設されたり、とんでもなく古かったトイレが新しくなったり、色々変わっている。
4:神門通り
私も学校帰りによく通っていたので葉と元々の中学校、もしかしたら小学校も同じかもしれないが、ここにはちょっと疑問がある。
シャーマンキング0では再開発でかなり整備されて文字通り「人気観光地」になってからの神門通りがモデルになっていたが、1995年当時、どころか私が地元にいた頃は出雲大社の門前のわりにかなり寂れていた。
5:もしもし灯台
よくそんな細かいところ見つけたな。
ここも再現度が高くてびっくりする。
6:日御碕灯台
日本一の灯台。
古めの階段しか上る手段がないので高所恐怖症の私は上ったことがない。
ちなみにどう考えても漫画として設定盛りすぎなヨミの穴の入り口にもモデルがあり、おそらく日本海に面したかなりの過疎地域(島根県内比)にある「猪目洞窟」だと思われる。
7:三瓶山
島根県内では遠足や家族のレジャーでの定番。
厳密には出雲市でないどころか旧国名の出雲ですらない石見地方に属する大田市にある。
8:鬼の舌震
木刀の竜の修行の始まりの地。
出雲市ではなく、「奥出雲」と呼ばれる山間部に位置する。
夏季には近く(あまり近くではない)を通る木次線の「奥出雲おろち号」の運行があり(2023年終了予定)、八岐大蛇の伝説は地元では馴染み深い。木次線の駅には神話にちなんだ愛称があり、木次駅が「八岐大蛇」、日登駅が「素戔嗚尊」など。全国的に有名になったのは亀嵩駅あたりか。
木次線は区間にもよるが1日数本ほどしか運行していないのでJRで行くのは至難の業。
木次線は何度か乗ったが鬼の舌震には行ったことがない。
9:船通山
作中でも言及された八岐大蛇伝説の舞台。
鬼の舌震からはまともな道を通っても約25km離れている。いかに過酷な修行だったかが窺える。
奥出雲の中の奥出雲すぎて私も周辺にすら行ったことがない。