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100均商品でハリネズミの部屋んぽサークル(フェンス)を作ろう


最近ハリネズミのことばかりですみません。犬・猫・ウサギなどといった人との歴史が長い生き物と違って、飼育方法が必ずしも確立されていないこともあり、何かやってみたらとりあえず他の飼い主さんや飼いたい方のためにも公開したくなります。

私は回し車を置かない派です。これも賛否両論あると思いますが、齧歯目ではないハリネズミは必ずしも使うわけではないようなので、しばらく様子を見て置くか決めようと思いました。「ハリネズミは上り下り運動はせず平面での運動がメイン」と聞いていましたが、うちのイチくんは体長より少し高めの初代ケージ(高さ18.5cm)から脱走し、以前使っていたパーテーション(ニトリ4連スクリーンの下の隙間をふさいだもの)をよじ登ろうとしていました。近くのペットショップで他の小動物を観察していて、回し車の上に登っているハムスターを見かけたこと、ハリネズミはハリを立てて丸くなる防御に特化していてハムスターほど身体能力が高くないので、万が一よじ登ってうまく降りられなかったらケガの危険があることから、なるべく平面をたっぷり運動させる方針にしました。シャトルマルチ70のような金網のケージを使わない、ケージの側面にワイヤーネットをつけないのも同じ理由です。そんなわけでもっと、安全な部屋んぽサークル(フェンス)の設置を考えていました。ワイヤーネットを使っている方もいるようですが、うちのイチくんはよじ登りそうで不安です。

材料の購入

市販のペットフェンスは枚数が多すぎたりハリネズミには大きすぎたり高価だったりするのでためらっていましたが、ダイソーで「フリーマルチパネル」なるものを見つけました。セリアやキャンドゥでも同様の商品の取り扱いはあるようですが、店舗では比較的品薄なので、通販の100均商品卸売店からの購入もおすすめです。これだけの高さのあるツルツルした面なら足場もないので安心して使えます。部屋の仕切りなのでパネル4枚とジョイント2セット、合計¥660で購入しました。12枚〜16枚程度購入して完全に囲ってしまうのもいいと思います。

また、サイズ違いもあります。185mmくらいの高さはハリネズミには余裕で超えられるので、185mmのほうを幅としてサイズの微調整などに使ったほうがいいと思います。これは後でジョイント1セットと買い足し、壁際につける側に使用しています。

作り方

使いたいサイズや形に合わせてジョイントにパネルの角を差し込む(完)

うちは何度かの試行錯誤を経て次のような形に落ち着きました。ハーフサイズを壁際、そこから直角に正方形サイズを横に4つつなげて、収納ケースの横に初代ケージ(遊び場)の開口部をハリネズミ側に向けて、隙間を塞ぐようにして置いています。ハリネズミ側から見ると下の写真のような状態で、脱走できる隙間がありません。初代ケージの奥行27cmの部分を用いて塞いでいますが、だいたい高さ25cm以上のツルツルしたプラスチックの面ならうちのイチくんは登るのを諦めてくれます。他の収納家具などと組み合わせて仕切るだけにするもよし、枚数を増やして完全に囲うもよし、住宅事情やハリネズミ事情にあわせて設置しましょう。
パネルにステッカーや写真を貼って飾れるのも飼い主としてはメリットです。

どう使っているか

ハリネズミが最も活動的とされる21時〜24時はケージの扉を開け、フェンス内で放し飼いしています。イチくんは散歩を楽しみつつ、時々ケージに戻って水分補給やフードの補給をします。その間の飼い主はフェンス内でハリネズミにおやつをあげたり、うんこを拾ったり、ヘッドホンをつけて動画を見たり、パソコン(上のフェンスが見える位置にデスクを設置しています)で作業をしたり、部屋を離れてお風呂に入ったりしています。
部屋を離れることには賛否両論ありそうですが、この配置にしてからフェンス外に脱走したことはなく、フェンス内にハリネズミにとって危険なものは置いていません。むしろ、人の気配を常に感じている方がハリネズミにとってストレスになりそうなので、適宜部屋を離れる時間をとってあげたほうがハリネズミは活発になりやすいと思います。
飼い主が寝る時間になったら、無理やり帰すのはかわいそうなので、電気をつけて明るいところが苦手なハリネズミの習性を利用してなるべく自主的にお帰りいただくか、別のカゴやケースに入ったところを持ち上げてケージに帰しています。

うちのイチくんはある程度の高さのあるプラスチックのツルツルした面をよじ登ろうとはしないので、この配置なら脱走しないことがわかりました。これに至るまでに既に5回くらい脱走(毎回ケージを置いている室内で発見)し、そのたびに改良を重ねてきたので、各ハリネズミの個性に応じた安全な配置を飼い主が見つけることが大切だと思います。好奇心などの性格や身体能力には個体差があるとはいえ、たいていのハリネズミはあまり爪が鋭くないのでプラスチックのツルツルした面は(ワイヤーネットなどと比較すれば)苦手としていると思います。フリーマルチパネルを使用した部屋んぽサークルを一つの参考にしてみてください。

Posted in ハリネズミのこと