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「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」 #シンエヴァ感想


総監督・庵野秀明さんの「プロフェッショナル」出演を機にネタバレが解禁されるようなので、放送終了時刻に合わせて投稿します。例によって1ページ目はネタバレなしの感想、2ページ目はネタバレありの感想という配慮をとることとします。

本日のサムネイルは無難に劇場での特典です。中身はネタバレとのことですが、たぶん見る前に開けても何が何やらわかりません。

私はテレビ本編放送時(1995年)はまだとても幼かったので、高校1年生くらいのときにBS放送で本編、DVDレンタル(おそらく)で旧劇場版を見ました。今思えば激動の1995年によくあんな内容を夕方に地上波放送したな…というのも気になりますが、高校1年生当初は法学部志望だった私が分子生物学に興味を持ち、理系へと進路を変更したきっかけ、さらに長い目で見れば大学を決めたきっかけでもあります…。意外と人生に大きく影響してますね。さらに、高校2年生のときの英語の先生がエヴァ好きで、授業中ですら魅力を語っていました。

おそらく私たちは直撃した世代(現在のアラフォーくらい?)よりは下なので、リアルタイムで25年近くもの間にわたって完結を待ちわびていたわけではないのですが、ちょうど自分が見始めた頃に新劇場版が公開されたので、14年くらいにわたって待っていました。14年というのは作中でも重要な意味を持つので、新劇場版公開から完結まで14年というのはかえってうまくできすぎている気もしますね。(でも旧作から新劇場版までですら12年なのでそれより長いと考えると恐ろしい…。)高校生の頃のまだ洗練されていない感性では主題歌の「Beautiful World」があまり合ってない気がしていましたが、完結まで見届けるとこれしかないと思わされます。ところで緊急事態宣言は使徒襲来レベルの危機だと思うと、現実の日本ではあまりにも簡単に出しているのではないかと思ってしまいました。ちょっと無粋な気づきで申し訳ありません。

自分の思いはこのくらいとして、ネタバレなしの感想としては双方のネタバレになったり不愉快に思う人もいたりするので本来は避けるのですが、あえて言います。huluでこれに先駆けて見ていた「劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer」のように今までの平成エヴァの歴史を舗装したかのような、そして「劇場版仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション」や「劇場版仮面ライダーゼロワンREAL×TIME」のような要素も感じるところがありました。要するに時代の切り替わりを感じる要素が大きかったと言いたいようです。おそらく昭和ライダー→エヴァ→平成・令和ライダーが相互に影響しているところがあるので、単純にどっちがどっちに影響されたとは言いがたいところもあります。人類が忌むべき力を元にした戦力というのも共通しているところですね。ゼロワンR×Tは表向きのキリスト教要素と、ゲストキャラの目的「この世界を破壊し、楽園を創造する。」からエヴァを連想する人が多かったので、当初の公開予定ならこれもおすすめしたいところでした。

あと、スタッフロールで出ていたある人物がどのキャラの声優を担当していたかわからなかったのですが、これもネタバレになるので言及を控えていました。色々と気持ちを大きく動かされたのでこれについてまとめないことには他の文章が書ける気がしません。

次のページは「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

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