資格試験勉強で得た有用な知識はC’s Condoで扱いますが、これはちょっと実践的に計算してみただけなのでこちらにアップすることにしました。
さて、今回の計算でモデルにする人物は「幼稚園から高校まで公立、塾も家庭教師も通信添削も使わず一浪して京都大学に合格、留年せず卒業」しています。そんな奴おらんやろと思われるかもしれませんが、モデルは私です。
・幼稚園から高校まで公立(島根県)
・塾、家庭教師、通信添削の利用歴なし
・学校指定・斡旋以外の参考書を購入したこともなし
・多額の部費がかかる部活動をしていたこともなし
・習い事はピアノ。近所の個人教室に小学校の6年間通う。
・予備校でも宅浪でもなく、地元の補習科で浪人。知りたい人は調べてね。
・一浪して京都大学に合格。
・大学の教育費は学費のみ親が払い、教科書代や一人暮らしの生活費は奨学金とアルバイトから捻出。生活に関する費用では保険・年金・携帯の通信費は親が負担していたが、今回の計算からは除外。
幼稚園から高校までの具体的な教育費は不明なので、文部科学省「子供の学習費調査(平成30年度)」を参考にしました。
参考リンク:結果の概要-平成30年度子供の学習費調査
幼稚園から中学校まで給食はあり、学校外活動費は習い事を除くとゼロなので、幼稚園から高校までの教育費を学習費総額(公立)-学校外活動費(公立)として計算します。浪人と大学は割と明らかなのでそのまま記入しました。
学習費総額(公立)-学校外活動費(公立) (円) | |
幼稚園 | 139,752 |
小学校 | 106,830 |
習い事 | 468,000 |
中学校 | 181,906 |
高等学校 | 280,487 |
浪人(補習科) | 300,000 |
大学 | 2,425,200 |
ピアノ、他に比べてもこんなに投資してもらったのに「楽譜が読める」「音楽理論がわかる」程度でちっとも上達しなくて親に申し訳ありません。
さて、合計を計算すると、
3,902,175円
…えっ?「子供一人の教育費にウン千万かかる」という説はなんなんだ。
さらに、私は4年間で教員免許も取ったのですが、当初は教員になりたいという強い意志はなく、「どうせ同じ学費払うなら教員免許も取ったほうがコスパがいいから」みたいな理由がきっかけでした。あまりにドケチというか俗っぽすぎてごめんなさい。教員になりたいという気持ちは取得の過程でだんだんと固まってきたものです。
そしてこれは大学の学費も含んでいるので、京都大学に合格するまでにかかった学費のみにすると
1,476,975円
しかもこのうち50万円近くはピアノで、大学合格には無関係なのでそこも削ろうと思えば削れるんですよね。
【検証結果】
京都大学合格までに必要な教育費は100万円前後
これおそらくFPの勉強としては全く実践的じゃないですね。読みたい本とかには両親は惜しみなく投資してくれたので、今回の計算に含まれていないそういう部分に感謝したいと思います。
今回は教育費の面から計算してみましたが、どうやってこんな我ながらコストパフォーマンスの良い合格に至ったか、思い当たることはまた機会があれば発信していきたいと思います。
ハンドメイドに関することはC’s Condoで発信したいのでカテゴリー違いですね。にほんブログ村のカテゴリー、どれにしよう…。