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他人の電話番号を悪用する詐欺の実態


本日のサムネイルは私が実際に受信した不在通知を騙る詐欺SMSです。念のためリンクは伏せています。というのも、興味本位でアクセスすると取り返しのつかない事態になるかもしれないからです。

次のような報道が話題となっていました。編み物ユーチューバー著作権裁判に関する週刊新潮の記事にもコメントしていたITジャーナリストの三上洋氏が解説しています。

偽「不在通知SMS」に注意 スマホ乗っ取られ、詐欺メール大量送信の‟加害者”に…高額請求も

電話番号が乗っ取られて自分の番号から詐欺SMSが発信され、高額の通信料が請求されるという恐ろしい被害です。最近は不審なリンクはブラウザのセキュリティ機能によりブロックされることもありますが、リンクをクリックすると偽サイトでアプリのインストールを促され、そのアプリによって不正な遠隔操作によりSMSが送信されるという仕組みであるようです。通信料もかからず、送信元も偽装できるという、詐欺をする側にとって都合の良いように利用されてしまうということです。

仮に詐欺だと気づいていても、興味本位でリンクをクリックするまでなら誰でもやってしまいそうですが、そこから本当の個人情報を入力したりアプリをインストールしたりすると上のような被害に遭うことがあります。同じような被害として、Amazonマーケットプレイスで詐欺業者が公開していた番号に連絡したところ、全く無関係の赤の他人の番号が使われていた事例があります。

【実録注意喚起】Amazonマーケットプレイス詐欺の「販売業者」に電話したら相手が出た! あなたの電話番号が勝手に使われてしまう可能性も!!

受信したユーザーがリンクをクリックしたのみで抜き取れる情報はせいぜい使用しているブラウザだとか、受信したメールアドレスが有効なメールアドレスであるとかその程度であり(それはそれで知られると他の迷惑メールが多数送信されることもあり痛手ではありますが)、リンクをクリックした程度でそこまで重大な情報が抜き取られる可能性はあまり高くありません。怪しいと思ったら「個人情報を入力しない」「アプリをインストールしない」ということを徹底しましょう。

ここで私も反省するべきことがあります。自分が受け取ったSMSやjpnumberの情報から、詐欺業者の番号だと思い込み、被告が運営する店舗にその番号を自分の番号と偽って伝えてしまったことです。被告が実際にかけた電話に相手が出たとの情報がありますが、もしかしたら詐欺を自発的に実行した犯罪者の番号ではなく、番号を乗っ取られただけの善良な一般人、むしろ被害者だったのかもしれません。SMS詐欺は本人が注意していれば防げる被害ではあるので、乗っ取られた人物に何一つ責任がないとは言いがたいのは難しいところです。とはいえ、そうだとしたら、私は善良な一般人の番号にひどい書き込みがされることに加担してしまったことになります。大変申し訳ございませんでした。

Posted in その他の権利侵害全般