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有名YouTuber 実家と誤認された殺害予告に激怒 


数日前に話題になっていたので少し乗り遅れた気もしますが、YouTubeに関する問題ということで取り上げます。

チャンネル登録者数約140万人で、ピアノ演奏を主なコンテンツとしていますが、低俗な動画やネタでも話題となることの多い有名YouTuberが、無関係の家庭の住所を実家と勘違いされてインターネット上に晒され、そこに殺害予告まで送られた件について動画をアップしていました。「もうマジで許さん。」とかなり激怒しておられます。

本人は本名も含め、やや視聴者を煽るような形で様々な個人情報をインターネット上に公開しているため、自分自身だけに迷惑がかかることは自業自得という風に捉えているようですが、無関係の人物に迷惑がかかってしまったことには厳正に対処すると表明しました。

本人が公開している本名、また報道された被害者の姓は「鈴木」という日本では非常にありふれたもので、たまたま同じだっただけです。もし表札だけで無関係の家庭を実家と勘違いしてその住所をインターネット上に晒した人物がいたとしたら、軽率にもほどがあります。また、この件が明らかになったのはFNNの独自報道によるものであり、神奈川県警が被害家庭の警備と事件の捜査にあたっていますが、現時点では犯人の特定や逮捕には至っていないようです。
参考リンク:【独自】ユーチューバーの実家と勘違い…無関係家族に殺害予告

勘違いされた無関係の被害者の方も取材に応え、「こういうことはやめてもらいたい」「YouTuberの方への攻撃とか本当の実家に対する攻撃もしないでいただきたい」と、被害に遭われたにもかかわらず、ある意味では勘違いの原因となったYouTuberを気遣う発言をされています。

インターネットが普及し始めた初期には、タレントのスマイリーキクチさんがある事件の犯人だと事実無根のデマを流された問題がありました。この件に対しスマイリーキクチさんは毅然と法的措置を取り、経過をまとめた書籍を出版されています。今でも人違いや勘違いで無関係の方が個人情報の特定や晒し、炎上、誹謗中傷などの被害に遭うことは珍しくありませんが、そもそもそういったことは人違いや勘違いでない本人に対するものでも、前述の被害者の方の発言の通り、常識的に考えてあってはならない被害がほとんどであると思います。この件に関しては、よくある例だと公共の場所への爆破予告のように警察が本来必要でない警備に駆り出されていることから、偽計業務妨害などとして捜査が進んでいるようです。早期の解決を願います。

Posted in YouTubeに関する問題

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