編み物ユーチューバー著作権裁判が裁判になる前、問題が明るみになり始めた頃、被害に遭った複数のチャンネルがYouTubeでの活動自粛を余儀なくされていました。現在の様子を追っていきます。
チャンネルL
大きく話題が広がったきっかけでもあり、また3月には自ら異議申し立てにより動画を復活されました。著作権侵害申し立てにより活動を自粛されていた頃(2020年2月中旬)のチャンネル登録者は6万人台でしたが、2020/11/19現在は登録者数10万人を突破されていました。以前、ご本人も動画で「銀の盾(登録者数10万人)が目標」とおっしゃられていたので、達成されたことになります。おめでとうございます。
原告チャンネルY
問題が明るみになった頃のチャンネル登録者は数千人ほど(私も正確には覚えていません。申し訳ございません)でしたが、著作権侵害の警告が切れて活動を再開されてから1万人を突破されました。現在も順調に登録者数を増やしておられます。また、YouTube側により、削除された動画も何らかの理由で復活しています。
チャンネルCC・チャンネルCP・チャンネルA
まとめてしまって申し訳ございません。原告の支援企業の後ろ盾を得て、動画投稿のペースはチャンネルによってそれぞれですが、無事にYouTubeでの活動を再開されています。被害に遭われたことは大変でしたが、視聴者にとってはある意味この問題が新たなチャンネルを知るきっかけになったという方もおられます。
被害に遭ったチャンネルの現在に関する総括
これら5つのチャンネルは、この問題の当初を考えると被告による申し立てや強要に恐れをなして、YouTubeそのものから撤退していたかもしれない状況でした。多くの人が問題に気づき、被害チャンネルに応援の声を届け、また原告の支援企業の設立によって不当な申し立てに対抗する手段を得ることができたことで、今でも動画を投稿し、チャンネル登録者数を増やし続けることができているようです。
これら5つのチャンネルを追い詰めた被告は、チャンネル登録者自体はやや増えているようですが、動画の再生数は伸び悩み、評価の数も非表示になっています。
YouTubeチャンネルは視聴者の支持によって成り立っているということが、被害に遭ったチャンネルと不当な申し立てをした被告チャンネルの明暗を分けたと考えています。