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「映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」感想 #映画すみっコ1周年


画像の通りDVDも持っていますが、Amazonプライムで見ました。例によって1ページ目はネタバレなし、2ページ目は結末までのネタバレありです。

初期は上映している映画館も上映回数も少なかったのですが、「子供向けとは思えないストーリー」「大の大人が泣ける」「(当時公開された他の映画に合わせ)パステルカラーのジョーカー」とネット上の口コミが広がり、公開された2019年11月の週間ランキングで邦画トップを獲得したことでも話題となった映画すみっコぐらし。誰もがネタバレに配慮しつつも号泣したこと、いい意味で期待を裏切られたことを述べていたことからさらに人気が広がりました。

私は普段、全く映画を見ません。成人してから映画館で見た映画は「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギン・ハイウェイ」「映画すみっコぐらし」「仮面ライダー令和ザファーストジェネレーション」の4本のみです。最近の話題作だと「暗殺教室」はノベライズを購入してテレビのオンエアで見て、「君の名は。」「天気の子」もノベライズで読んで、要するにノベライズか原作で済ますことが多いです。実写化オリジナル展開が凄まじく成功したのは「DEATH NOTE」の前編・後編だと思いますが、これも中学生か高校生くらいのときにテレビのオンエアで見ました。あとベタにバック・トゥ・ザ・フューチャーは子供の頃金曜ロードショーで何度も見て好きでした。
ところが、「映画すみっコぐらし」はイオンモールをぶらぶらしていたらたまたま次の上映時間が近く、突発的にチケットを買って観たという例外中の例外です。観終わったとき、涙を拭くものが足りず後悔しました。

すみっコぐらしは本当にまだキャラクターもの売り場のすみっこにいた2012年当初から着目していて、とかげがレギュラー入りする前から知っているくらいですが、最近はもはや子供たちの間ではリラックマを遥かに超える勢いの人気になっていて驚いています。一方、リラックマは、Netflix配信「リラックマとカオルさん」やグッズ展開も、最近は子供の頃にリラックマが好きだった大人をターゲットにしているような傾向にあります。

すみっコぐらしはかわいいので子供に人気ですが、その名前の通り「すみっこ」を好み、目立つことが苦手な陰のあるキャラクター性から、大人にも支持されるキャラ揃いだと思っていました。映画でそれがはっきりしたように思います。

私は「リラックマとカオルさん」を見ていたので、同じようなゆるい展開を予想していましたが、全然違いました。「リラックマとカオルさん」は、アラサーOLのカオルさんが友達と予定していた花見をことごとくドタキャンされたり、ある理由から通販に60万円以上をつぎ込んだり、カオルさんと同世代を主なターゲットとしているようです。「映画すみっコぐらし」は子供にもわかりやすいストーリーを追求した結果、大人にも強く響くような作品になったように思います。

ストーリーとしては、すみっコたちがひょんなことから絵本の世界に引き込まれ、絵本の世界をめぐりながら、映画オリジナルキャラ「ひよこ?」の居場所を探していきます。最初にひよこ?と出会った”桃太郎”の世界から、”マッチ売りの少女”にしろくまとひよこ?、”アラビアンナイト”のぺんぎん?、”人魚姫”にとかげとネオパリピ系王子様のにせつむり、”赤ずきんちゃん”にとんかつとえびふらいのしっぽとおばけ、そして”桃太郎”に取り残されたねことざっそう、とそれぞれの物語の世界に分かれてしまいます。本来なら悪役のはずの桃太郎の鬼、赤ずきんちゃんのオオカミも本当は…悪者のいない優しい世界です。そこだけは安心して見ることができます。

最初には丁寧にすみっコぐらしのキャラ説明もあり、悪者のいないゆったりした展開と、前半だけなら大人は眠くなってしまうくらいかもしれません。ところが、後半になると…?

(次のページは結末までのネタバレを含みます)

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