裁判も何もまだ次の弁論準備手続まで先が長いのですが、最近起こったことを振り返ってみます。
以前のように、被告チャンネルにとって都合の悪い動画などの投稿に対する削除請求、コンテンツ使用料の不当請求などがありました。しかし、以前のようなやり方は当然通用しません。また、以前あったような請求が通用しなかったことを理由とした品のない攻撃的な投稿なども見られません。以前なら一触即発の状態だったと思うのですが、むしろ削除請求や不当請求を受け取った側の憤りが空振りしているような状態が続いていました。
この状況をどう見るかは人によるかもしれませんが、この問題が明るみになる前やなったばかりの頃のように、被告チャンネルが他のチャンネルを脅したりコンテンツの削除を強要したりといったことが平気で起こっていた頃に比べると、そのような要求が通らない状況が当たり前になっただけでかなり問題の解決へと進歩しているように思います。
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個人的な感想としては、この問題をYouTubeや無料ブログなど、投稿の場をお借りしているだけの無料サービスで長期にわたって追い続けるのは困難だと思います。私も以前、Amebaブログで削除請求に遭いましたが、そのときは意見照会に返信し、サービスの運営側の判断により削除を免れました。しかし、また同じようなことが起こったら運営に迷惑がかかるだけで何もいいことはないので、レンタルサーバーと独自ドメインを取得して独立したサイトを立ち上げました。
我ながら、無料サービスから独立しないと今まで維持するのは難しかったと思っています。おかげさまでこのペースなら初期費用は回収できそうで、いわゆるAdSense狩りなどのブログをめぐる問題についてはセキュリティを強化して対策しています。というかセキュリティを強化しすぎて自分がログインできなくなるという本末転倒な事態を起こしてしまったほど対策しています。今後は二度と自分自身をブロックしないように気をつけますのでよろしくお願いします。