メニュー 閉じる

スマイリーフェイスの知的財産権(続き) 


昨日購入したシールはスマイリーフェイスがアレンジされた物もいくつかあり、画像の左側のシールには目が×で舌を出している顔もあります。あれ、これって確かどこかで見たことあるような…。

アメリカのロックバンド、ニルヴァーナのロゴなのでは!?

このロゴマークについて調べてみると、デザイナーのマーク・ジェイコブズ氏がこのロゴと酷似したデザインのTシャツを発表したとして、ニルヴァーナ側の代理人が提訴したとのことです。

しかし、ニルヴァーナのロゴをデザインしたのは1994年に死去したカート・コバーン氏であると考えられること、「考えられる」というレベルであって商標登録などの証拠すらないことから、マーク・ジェイコブズ氏の側も反論し、現在も係争中であるとのことです。

そもそも元のスマイリーフェイスを考案したのがハーベイ・ボール氏であり、それはニルヴァーナが活躍し、ブランドとしてのマークジェイコブズの拠点のあるアメリカでは周知の事実であるはずです。ニルヴァーナ側の主張にもちょっと無理があるように思えるのですが、どのような判断が下されるのでしょうか。

参考リンク:ニルヴァーナのロゴに酷似したデザインを使用したマーク・ジェイコブス、ロゴの起源が不明確であることを理由にバンド側を反訴

Posted in 知的財産権全般

関連投稿