コロナ禍の影響による紙製品の不足により、ストックをなるべく持たずに生活するミニマリストの多くは生活必需品の確保に苦労したとのことです。今回は、「コンパクトかつ安心できるストックを持つ」方法を紹介したいと思います。
ミニマリストだけではなく、一人暮らしで収納の少ない部屋に住んでいる方にもおすすめです。
私の実家は、田舎で父方の祖父母とも同居だったのでかなり広く、常に紙製品はたくさんのストックがありました。私が住んでいたところはそれなりに便利なほうですが、祖父母と父が元々暮らしていた家はさらに田舎にあり、街に出る道も一本しかなく、倒木でもあればすぐに陸の孤島になるようなところでした。そのため、便利なところに出てきてもストックがないと不安だったのかもしれません。
そんなモノに溢れた家を出て一人暮らしを始めてからも、私はかなりモノに溢れた生活をしていたわけですが、前職を退職して長い時間を家で過ごすようになってから、家の環境を整えることに意識が向くようになりました。最近は「身長より高い家具は持たず、手の届かないところには何も置かない」「毛糸やキャラクターグッズなど趣味のものは収納する場所を決めてそこに収まる範囲にする」「服の定数を決める」など、ミニマリストというほど極端にモノを減らすことはしていませんが、自分が把握・管理できないモノを持たないように心がけています。
特に最初の「身長より高い家具は持たず、手の届かないところに何も置かない」は防災上の観点からもおすすめです。これは割とモノが多い頃から実践していました。本棚の高さは1mもなく、他の棚や収納もほぼ身長以下で、キッチンの上のいわゆる吊り戸棚に至ってはなるべく下段の手前のみに収納し、上段を完全に空けています。現在住んでいる家には和室に天袋がありますが、当然ながら何も入れていません。
さて、今回の本題ですが、紙製品が不足していたときも、正直あまり困ったことはありませんでした。というのも、「3倍巻シリーズ」「ソフトパックティッシュ」を愛用していたからです。
今日のサムネイルは我が家の三種の神器(過言…?)
・スコッティ フラワーパック 3倍長持ちトイレットティシュー
・スコッティ ファイン 3倍巻キッチンタオル
・エリエール イーナティシュー ソフトパック(150組×10パック)
割高に見えるかもしれませんが、普通の12ロールトイレットペーパー、6ロールキッチンタオルと比較してそこまで高価ではないと思います。以下はAmazonの参考価格ですが、今では紙製品の物流も回復しているので、お近くの店舗でさらにお得に手に入るかもしれません。3倍巻であることで、交換の頻度が減るだけでもとても気が楽です。
また、ソフトパックのティッシュは紙箱より安く、省スペースで、使い終わったときにも紙とプラスチックの分別を気にせず捨てやすいのでおすすめです。
もしものときの備蓄も、コンパクトかつ安心できる量を確保しておきましょう。