メニュー 閉じる

編み物ユーチューバー著作権裁判 新しい展開


【お知らせ】編み物ユーチューバー著作権裁判で争点となっていた、原告チャンネルYのポーチの動画、ブックカバーの動画の計2本が閲覧できる状態に戻っていることがわかりました。

また、同様の被害に遭っていたチャンネルCCのハンドウォーマーの動画も閲覧できることが確認できています。閲覧できる状態となった理由は現時点では一切不明です。

理由はいろいろと憶測されていますが、私にもわからないので、今回の投稿では多くの人の意見をもとにした私個人の見解を述べていこうと思います。そもそも、これらの動画に対する著作権侵害の警告そのものが2020/05/07をもって切れているはずなので、かなり例外的な措置のような気がします。可能性は低そうですが被告S・被告YMが申し立てを撤回したのか、または裁判が起こったことを受けてYouTube側が関連動画の申し立てを精査したのか、などの説が現時点で挙げられています。

このたびの動画の復活に色々思うところのある人もいるかもしれませんが、私としては朗報だと考えています。
まず、問題の動画が再び公開されたことで、被告の主張する動画と本当に類似した点があるのか、それは著作権侵害といえるのかどうか、といったことを第三者が検証しやすくなったということが挙げられます。

そして、このたび被告側代理人は、「動画削除の判断をしたのはYouTubeである」という主張をしていますが、動画の復活によりYouTubeをよりどころとする主張は困難であると考えられます。どのような理由であれYouTubeが動画の再公開をした時点で、YouTubeのシステムの問題よりも、「被告の動画が著作物にあたるかどうか」「被告がYouTubeの著作権侵害申し立てを乱用して動画削除に追い込んだのではないか」という被告の落ち度に争点を集中しやすくなったと考えています。

また、原告の主張は2020/02/06から90日間の見込み収益を失ったことと、動画が削除されチャンネルが警告を受けていたことによる精神的苦痛に対する賠償の請求であり、現時点で動画が公開されているかどうかは、このたびの裁判には無関係と言っても過言ではありません。少なくとも、被告が「動画の削除が解消されたから賠償の請求は不当」などという理屈を通すことは難しいと思います。

削除されていた動画が再び公開されたことで、この問題も新しい局面に入ったように思います。この件にYouTube側がどう関わっているかは不明ですが、場合によっては裁判の判決とは無関係に、被告チャンネルにYouTubeからの制裁が加わるかもしれません。

Posted in 編み物著作権問題

Related Posts

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です