【お知らせ】ずいぶん前にGoogleAdSenseの審査に通り、自動広告をオンにしたのに全く広告が出稿されずやきもきしていましたが、手動でコードを設置したら普通に表示されました。見づらくなる点もあるかもしれませんが、私もレンタルサーバー代くらいは回収したいのでご了承ください。
昨日の記事が箇条書きでとっ散らかっているので整理します。過去の記事を使い回した部分もありますがご了承ください。
<関係チャンネル> 一部、イニシャル+氏で表現
原告 チャンネルY
被告 チャンネルSおよび共同運営者YM
原告と同様の被害に遭ったチャンネル
チャンネルL、チャンネルA、チャンネルCC、チャンネルCP
2018/11/14 S氏、大手100均に自分の作品を無断で採用されたとする動画をアップ。コメントが荒れる。
2019/04/30 S氏、「ご報告」と称して著作権に関する高圧的な動画をアップ。コメントが荒れる。(現在は「著作権に関する新たな声明をアップしたため」としして、2020/03/26以降非公開)
2019/12〜2020/01 頃 S氏からウイルスショールを編む動画の許可を取ろうとしたCP氏、A氏のコメントに対し、動画削除の強要など恐怖を感じる内容の返信がつく。CP氏、A氏、動画を削除。
2020/02/06 S氏、立て続けにY氏、L氏、CC氏に著作権侵害申し立て。動画が削除され、チャンネルが警告状態になる。これ以降数日間にわたり、S氏の側が顧問弁護士の存在や裁判をちらつかせる高圧的なコミュニティ投稿を立て続けに行い、コメントが荒れる。
2020/02/15 L氏、事実関係の説明と顧問弁護士の見解を発表。既に一部で噂されていたが、3回にわたり著作権侵害の警告を受け、チャンネル閉鎖の危機にあることが明かされる。
2020/02/18 当サイト(当時はAmebaブログ)にて、「編み物著作権問題について 時系列まとめと思うこと」を投稿。この投稿が多くの方に閲覧されたことをきっかけに、編み物・著作権・YouTubeに関する総合情報ブログへの道を歩み始める。
2020/02/20 L氏、異議申し立てが受理され審査期間に入ったことを発表。
2020/02/25 チャンネル登録者数20万人(現在、当時は16万人前後)のハンドメイドチャンネル、Diy Soho手作り倉庫氏により、このたびの原告の支援企業である「手遊び小町」(当時は名称未定)の設立を発表。被害者の支援のみではなく、ハンドメイドYouTuberとそのファンのコミュニティとなる事業を予定。
2020/03/03 S氏が声明および著作権に関するガイドラインを発表。L氏の異議申し立ての審査期間終了に伴い、削除されていた動画が復活。
2020/04/01 「手遊び小町」設立。
2020/05/07 2020/02/06から90日が経過し、原告チャンネルY、チャンネルCCの著作権侵害の警告が切れる。
2020/05/08 原告チャンネルYより手遊び小町と代理人弁護士を通し、被告チャンネルSに対する質問を発表。回答期限を2020/05/20とする。動画はこちら
2020/05/20 回答期限だが、質問に対する回答は得られなかった。当サイトの前身となるAmebaブログに、被告YM名義による削除請求の意見照会が届く。ほぼ当日中に同意しない旨の返信、バックアップ、ドメイン取得とレンタルサーバーの手続きをして移転を準備。時期を同じくして、被告Sおよび被告YMによる手遊び小町や代理人弁護士のチャンネルへの悪評のコメント、知的財産の面からこの問題を解説した動画をアップしたチャンネル2つに対する削除の強要などの問題が起こる。
2020/06/05 削除請求が不受理となったことが確定。これを受けて、当サイトの運営の都合上旧ブログの記事をすべて非公開とし、当サイトの運営に専念。
2020/07/03 原告チャンネルYの代理人弁護士より、京都地方裁判所へ宛てて訴状を発送。
2020/08/19 京都地方裁判所にて、第1回口頭弁論。終了後に原告代理人弁護士が記者会見を行い、夕方〜夜にかけて各報道機関から提訴について報道される。
振り返れば半年くらいこの問題が続いていて、裁判となるとさらに長期化が予想されます。半年分の情報がこのサイトには蓄積されているので、裁判の報道でこの問題を知った方もぜひ参考にしてください。
今までのYouTubeに関する裁判沙汰というと、例えば記憶に新しいところでは窃盗によって起訴された自称YouTuber、あるいは傷害、名誉毀損や偽計業務妨害のように、そもそもYouTubeそのものとは無関係な迷惑行為や犯罪にあたることが多く、YouTubeそのもののシステムの悪用や著作権について争点とする裁判はおそらく日本初とされています。
書いていて思ったところ、そういえばここまでの経過から被告によってYouTubeそのものとは無関係な迷惑行為が起こっていないわけではないですが、それについてはこの裁判とは別件扱いになるでしょう。