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「誰かにとって都合の悪い情報」に対する削除請求の事例


今日は私と同じく、明確な権利侵害や誹謗中傷ではないにもかかわらず、「誰かにとって都合の悪い情報」をブログに書いてしまったために削除請求された事例を紹介します。

私に対する削除請求の参考になるかと思って色々と情報収集していました。
該当するブログを特定できる情報やリンクはつけませんが、ご了承ください。

(例1)デザインの剽窃疑惑に関するブログ記事(Amebaブログ)
私と同じくアメブロことAmebaブログに対する削除請求です。自分に来たものがインターネット上のフォームの権利者向け窓口からではなく、書面による削除請求であると気づいたのはこの記事がきっかけでした。
この方も剽窃疑惑というデリケートな話題を扱っていることもあり、もし誹謗中傷に当たる可能性があれば判断をAmebaカスタマーサービスに委ねるつもりだったとのことですが、私と同じく明確な誹謗中傷に当たる表現はなく、意見照会の通知が届いたそうです。
しかし、この方は「自分の記事が削除されないためにかける手間がもったいない」という理由から、当該記事を削除してしまったとのことなので、削除を避ける方法を探していた私にとってはあまり参考になりませんでした。
Amebaブログで削除請求され、削除されたくないという方は私の過去の記事を参考にしてください。削除請求に同意しない旨を返信した実例、外部サービスでバックアップをとる方法、WordPressに移転する方法などをまとめています。
関連記事:
Amebaから意見照会のお知らせを受け取った件
私が実際に送った同意しない旨の返信を載せています。
ドメイン取得とアメブロからの移転の経緯 
主にバックアップとドメイン取得について書いています。
完全版!アメブロ削除請求の対処法 
具体的な対処をまとめています。

(例2)あるジャーナリストの動向をまとめたブログ記事(はてなブログ)
私が使っていたサービスとは異なりますが、大手のブログサービスであるはてなブログで起こった事案です。
送信防止措置は特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律に基づく措置であるため、基本的な流れはAmebaブログの場合と変わりません。
この事案では、ジャーナリストの代理人弁護士を通じた権利侵害の申し立てがあったため、発信者に意見照会するまでもなく送信防止措置が講じられてしまったようです。私のところには誤字脱字だらけで当該記事の数すら正しく数えられていない通知が届きましたが、本当に削除してほしければ自分で文章を起こすより、弁護士に依頼したほうが確実かと思います。
発信者はブログ記事のバックアップを取っていたため、その後レンタルサーバーを契約してWordPressに移転したとのことです。
このブログについて発信者は「インターネット上で公表されている情報をまとめただけであり、わざわざ削除請求したのは何かやましいことがあるからだ」という旨の発言をしていました。発信者は削除されたブログで人物を実名で取り上げたりネットニュースの写真の無断転載をしたりしていたようなので、いくら実名や顔を公表して活動しているジャーナリストに関することとはいえ、私のブログと同列には語れないというところです。

参考リンク:プロバイダ責任制限法 関連情報webサイト

ところで、私としてはレンタルサーバー代くらいは収支プラマイゼロに持ち込みたいのですが、アメブロを残してコピーやバックアップのような状態だと「コンテンツの独自性がない」とみなされて全然アフィリエイトの審査に通りません。このサイトの一番下に細々載せているAmazonはなんとか通ったのですが、他のいくつかの業者が全くもって通りません。なんてこった。
しかしアメブロを非公開にするタイミングを見誤るとそれはそれで不都合なことになり、またアメブロの更新も継続すべきというコメントもいただいています。本当はもう少し前に非公開にするつもりでしたが、あまりにも間が悪かったのでしばらく様子を伺っていました。
もうアメブロが削除の対象でないことが証明され、もうアメブロの方には一切手を出さないという発言まで得られたので、今更非公開にしたところで何の不都合もないでしょう。このブログを公開した後にアメブロのほうの非公開の設定をします。移転先を明記するために、ブログのトップページだけは残しておきます。
今後とも「Elizabeth Hour 01」をよろしくお願いします。

Posted in アメブロからの移転

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