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ハンドメイド作家が知りたい、正しいハンドメイド資材の小口輸入


株式会社手遊び小町のInstagramにて、スワン糸の輸入と販売を発表しました。

糸や生地、パーツなどのハンドメイド資材をオークションサイトやフリマアプリで輸入・販売する方は多いですが、正しい手段で輸入・販売しないと違法となる場合があります。
このたび手遊び小町から販売するスワン糸は、販売を目的として輸入したものであるため、販売価格に関税や手数料が含まれています。オークションサイトやフリマアプリで出回っているものと比較して販売価格が割高になるかもしれませんが、ご了承ください。

食品や酒類、医薬品、化粧品などは他の法律によっても販売目的の輸入が規制されていますが、一般的にハンドメイドに使われる資材のほとんどは他の法律による規制を受けない物品であると考えられるため、今回はそのあたりについては省略します。

個人輸入したものは販売不可
個人輸入は「個人で使用することを目的として輸入すること」であるため、少量でも販売目的のものを個人輸入と偽って購入してはいけません。個人輸入の場合、輸入と比較して関税が減免されるため、個人輸入したものを販売して利益を得ると脱税となります。個人で少量の物品を輸入して販売する場合も、販売目的であれば「小口輸入」として、正しく関税を支払いましょう
他のブログ記事やQ&Aサイトでの「個人輸入したものを転売してもよい」という記述は、よく読むと「個人で小口輸入したものを転売してもよい」という意味で書いていることになります。

小口輸入でも個人事業主として開業届を提出
副業や小遣い稼ぎ程度の小口輸入でも、現在のような輸入が困難な状況になったとき、後ろ暗いことがあっては給付金や融資を受ける申請もしにくくなります。

法人設立に有利
個人事業としての輸入販売から法人を設立するとき、今まできちんと税金や手数料を支払っていたか、会計をきちんとしていたかどうが、販売の実績が重要になります。いわゆる一人法人のような小規模な会社でも、融資を受けやすくなる、法人名義の口座を開設しやすくなるというメリットがあります

(参考リンク:mipro(一般財団法人対日貿易投資交流促進協会) 資料一覧)

現在では「転売」という言葉そのものになんとなく悪いイメージがついてしまっていますが、それは「希少価値の高いものを買い占めて高額で転売する」という一部の悪質な行為のせいであって、転売そのものは何も悪いことではありません。製造から販売までを一つの企業でやっている場合でない限り、たいていの業者はどこかで仕入れたものを手数料なり利益なり考えて「転売」しています。輸入ハンドメイド資材を売るなら、正しく税金を払い、届出や申告を行って、きれいな転売をしましょう。

Posted in クリエーター向けの知識

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