メニュー 閉じる

YouTubeにおける著作権侵害申し立て対策のまとめ


こんばんは。

YouTubeで著作権侵害申し立てによる警告を受けた場合の対策について、今までこのブログで取り上げてきたものを含め、改めて振り返ります。

まず前提として、YouTubeに用意されている「著作権侵害申し立て」「名誉毀損の申し立て」「プライバシー侵害の申し立て」などのフォームは、いずれも法的措置を開始するためのものであり、その動画を見て不愉快になったなどの理由で軽々しく使うものではありません。

過去の記事にも後者2つについて「これらも法的手続きが始まることになるので安易な気持ちで送ることはできません。私は今のところ大きな実害は及んでいないので遠慮しておきますが、そのうち必要とする人が…できれば出ないことを願います。」などと書いていましたが、本当に必要とする人が現れるとは思っていませんでした。そもそもこの2つは、申し立ての前にアップロードしたユーザーに連絡し、自主的な動画の削除や編集を促すことが推奨されています。

申し立てフォームを軽々しく使ってしまった場合のペナルティはYouTubeアカウント停止、場合によってはそれでは済まず、申し立てられた側からの損害賠償請求も考えられます。

先日ブログで取り上げた、マスクの作り方動画をコピーされ、本当に「著作権を侵害された」方ですらまずはコピーしたユーザーによる自主削除を促し、申し立ては最終手段としていたのは、申し立てる側にとっても余計な手間とリスクがあるからだと考えられます。

警告を受けた場合、次の3つの手段が挙げられています。

1. 90日の期限が切れるまで待つ

2月上旬に警告を受けた複数のチャンネルは、ごく最近この90日の期限が切れ、警告が解除されたとのことです。

警告を受けるとYouTubeの「コピーライトスクール」を受講する必要がありますが、短い動画を閲覧して簡単な質問に答えるだけです。

しかし、90日という期限は長く、また期限が切れないうちに2回目、3回目の警告を受けると収益化停止やチャンネル閉鎖の可能性もあるため、YouTubeクリエーターにとってはかなりの痛手となります。

2. 撤回してもらう

申し立てが不当だった場合、申し立てた側に間違いを認めてもらい、撤回を促すのがどちらのチャンネルや動画も危機に晒されることのない穏便な解決法です。話の通じる相手に対してなら最も適切な方法です。

これに越したことはありませんが、これで解決できたら苦労しません。

3. 異議申し立て通知を提出する

話が通じない相手に対する最終手段です。著作権を侵害していないという確証が必要であり、また弁護士などの代理人を立てない限り、アップロードしたユーザー本人の個人情報が申し立てた側に渡るというリスクもあります。また、著作権法で定められた10営業日の猶予期間は、申し立てた側の手続きを待機する必要があります。

警告を3回受けるともう後がなく、チャンネル閉鎖の危機に晒されます。7日間の猶予期間がありますが、この間に新たな動画のアップロードはできません。7日間で撤回または異議申し立てを受理してもらう必要があります。

参考リンク:著作権侵害の警告に関する基礎知識

話が通じない相手にまっとうに対処するには「異議申し立て通知の提出」しかありませんが、アップロードしたユーザー本人の個人情報が必要であるというリスクがあります。このリスクを回避するためには弁護士などの代理人を立てることが必要になります。しかし、それぞれのクリエーターが個々に対応するのは、費用や手間などの面からもあまり現実的ではありません。

読者の皆さんも大変な時期だとは思いますが、私もクリエーター/web制作スタッフとして所属している株式会社手遊び小町では、事務所に顧問弁護士がつき、所属クリエーターの著作権に関する手続きを代行しています。最近の動画では、警告が解除されたがもとに戻らない動画について質問を送っていることなども発表され、法的な手段で申し立てた側に対して措置を求めていくことになりました。顧問料や、裁判に持ち込まれたときに必要な経費は、会費から賄われています。

私は前職を退くことを決めた頃(1月中旬)から4月のYouTubeデビューを考えていましたが、2月中旬からの事態の様子を見ていて動画投稿を始めることに大きな不安を感じました。編み物著作権問題の関連動画を別のアカウントから出したのはそういう理由でもあります。

しかし、事務所設立が後押しとなり、細々とですがYouTubeでも安心して活動することができるようになりました。

動画投稿をしている人だけではなく、視聴専門だけれども支援したい方はファンクラブ会員になることができます。

クリエーター会員、ファンクラブ会員とも随時募集中です。

クリエーター会員のご案内

ファンクラブ会員のご案内

また、世間の情勢からクラウドファンディングは見合わせていますが、次の動画でもこれまでの支援に対する感謝と、これからの支援の窓口の情報を発表しています。

たくさんの災害支援物資をありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

—–

Posted in 編み物著作権問題

Related Posts

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です