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加害妄想と生きる


こんばんは。以前「持病についてはブログに書かない」と言いましたが、持病の主な原因になった自分の性格については書いてもいいかなという気持ちになりました。

強迫性障害の症状の一つとしても「加害恐怖」はありますが、私の持病は強迫性障害ではありません。

「被害妄想」という言葉は広く意味が知れ渡り一般的に使われていますが、「加害妄想」はあまり一般的ではありません。
インターネットで意味を調べると、「人に迷惑をかけていないかといった強迫観念にかられること」とするものもありますが、それはただの自虐的思考というかマイナス思考というか…少なくとも「被害妄想」の反対語になっていないように思います。正しく反対語として運用するなら、ただ漠然と迷惑をかけるだけではなく、「自分が誰かに対して積極的に害を与えた、または与えるかもしれないという妄想」となると思うので、以後の文中ではこの意味で使います。
私は物心ついたときから加害妄想の傾向がありました。そのため子供にしては異様なほど用心深く、親もその点に関しては子供の割に手がかからなかったと言っていました。
つまり親の教育に私の加害妄想の原因はなく、生まれ持った性格です。親はむしろ私の自己肯定感を伸ばすように育てていたはずです。
子供の頃から自分に当たり前に備わっている性格で、障害どころか自分の身の回りの安全を守るのに有益ですらあったので、自分では病気や障害だとは思っていません。
以下、物心がついてからの加害妄想との共存の記録です。
〜幼稚園卒園まで
・一般に危険な行動を取りやすい時期と言われるが、自分が危険な目に遭うのも周りを危険な目に遭わすのも異常に恐れていた。
・危ないものは親が教えなくても察知していたし、幼稚園児の頃にはチャイルドロックを理解してしまったらしい。
小学校低学年〜中学年
・人をケガさせるかもしれないので自転車に乗るのが怖い。
・自分がいじめられても「何か自分が嫌な思いをさせた仕返しをされているだけ」と、なぜか加害者面をしていた。
小学校高学年
・遅ればせながら、奇跡的に自転車に乗れるようになったが、友人に「異様に遅い」と言われる。
中学生〜高校生
・加害妄想×中二病の合わせ技は最悪。自分の周りの人は不幸になるとか思っていた。
大学生
・多くの人が当たり前に自動車の運転免許を取得するが、「自分が交通事故の加害者になるのが怖い」という理由で見送る。周りに取らない理由を聞かれても「お金がない」とか適当にごまかしてたと思う。
・でも身分証明として原付免許は取得。
社会人
・職業柄、生徒への体罰や暴言を決してしないよう敏感にならざるを得ない。些細なことですら生徒への加害にあたるのではないかと怯えたストレスが積もりに積もって身体に症状が現れ、持病を発症。要するに職場環境や生徒や保護者には大きな問題もなく、ただの自爆である。
・なかなか体調も元通りになることができず退職を決断。
・結婚してから、些細なことが夫へのDVにあたるのではないかと思い悩んで警察に自首するが、警察の手を煩わせた上に夫にわざわざ身元引受に来てもらう。むしろ「事件性のないことで警察の手を煩わせてしまった」ことに対する罪悪感を覚える。
・子供はいないが、「もし子供がいたら虐待してしまうのではないか」ということにすっかり怯えてしまっている。どう折り合いをつけるか進行中。
・最近の懸念事項は知らぬ間に感染症を媒介していないか。
・加害妄想の極めて危険な傾向として、「被害妄想の強い人に巻き込まれるとこちらが悪いと思い込んでしまう」ことがある。大学生くらいまでは加害妄想に対する自覚が薄く巻き込み事故に遭っていたが、最近は巻き込まれなければ大丈夫だと気づいた。
色々書いてしまいましたが、共感できるところがある人はかえって心配です。間違ってもわたしのように事件性のないことで警察の手を煩わせたりしないでください。

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Posted in その他日記

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