こんばんは。本日は一旦編み物関連の話題から離れ、主に登録者数100万以上の人気YouTuberをターゲットとした迷惑行為で登録者数や再生回数を稼ごうとする悪質なチャンネルについて取り上げてみたいと思います。
2020年2月中旬
迷惑行為の加害者とされるチャンネル(以下Xchとする)が、人気YouTuberの街頭での動画撮影に「コラボのお願い」と称して割り込み、コラボを強要する行為を始める。約2年前からXchは存在し動画投稿を行っていたが、これらの行為によって登録者数や再生回数が急激に伸びる。
あるYouTuber(この人物はどちらかというとヤラセや炎上商法を売りに登録者数や再生回数を稼ごうとする類)が動画で自宅住所(集合住宅)を公開し、Xchが「コラボのお願い」と称してピンポンダッシュや玄関前で「死ね!」と叫ぶなどの迷惑行為を行う。
Xchの側が極めて非常識に思えるが、状況から被害YouTuber側もわざと視聴者を煽るような形で住所を公開したと考えられているので、自業自得である。集合住宅なので同じ建物に住んでいる方から苦情が来てもおかしくない。
2020年3月中旬
Xchによる迷惑行為の被害に頻繁に遭っていた人気YouTuberのうちの1人が活動休止を発表。
撮影続行のために迷惑行為から逃げていたが、Xchの取り巻きによる目撃情報の報告やXch本人による待ち伏せなどで疲弊していたと推測されている。
また、Xchは別の人気YouTuber(仮面をかぶっているのが特徴なので以下仮面YouTuberとする)の街頭での撮影に「コラボのお願い」と称して割り込み、仮面を剥がそうとするなどの迷惑行為をする。
2020年3月下旬
Xch側が仮面YouTuberにより「人を雇って殺す」と脅され、仮面YouTuberを訴えるつもりであるという動画を発表。
しかし、これはXchに直接送られたものではなく、仮面YouTuberと親しい人気YouTuberとのやりとりの中で「(あいつを)人を雇って殺す」などという言葉が出てきたと推測される。
2020年4月上旬
仮面YouTuberが弁護士の協力を得て、「迷惑YouTuber告訴してみた」という動画を発表。
仮面YouTuber自身も「誰かがここで止めないと拡大する一方」「(迷惑行為を)止めるためにやっていてお金はいらない」という意思を持って、本人の利害でなく他のYouTuberを助けるためにも告訴したと発言している。
動画に登場している弁護士の方の「民事告訴ではお金が欲しいだけと思われるかもしれない」という趣旨の発言に対して応え、刑事と民事両方で告訴する構えである。
「迷惑行為に遭ったら警察に通報したほうが早い」「(Xchの行為は)威力業務妨害にあたる可能性が高い」とのこと。
また、Xchの名前を一切出さないあたり、売名に加担しないよう配慮していると考えられる。
Xchは「警察は民事に介入しない」「こちらから警察に通報する、訴える」などということを盾に迷惑行為をしているということ。
おわかりいただけただろうか…
大変勉強になりました。
なんだかどこかで見たことがある事案ですが、対処法はそう大きく変わらないようです。
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