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5年勤めた×××××高等学校を退職しました


こんばんは。タイトルの×の数は実際の文字数とは無関係です。

本日をもって、5年勤めた高校を退職してきました。

同じく本日で退職された方はほとんどが定年退職なのですが、同じように理事長から辞令を交付され、記念の花束を受け取り、そして今までお世話になった多くの方からこれからの励みになるお言葉をいただきました。
なぜ退職してしまうのだろうと今でも少し寂しくなります。わりと丸く収まった形の退職なので、今後何かの形でご縁があればぜひ力になりたいです。
今までの5年間の振り返り(特定覚悟してます)
1年目 高2副担任/吹奏楽部副顧問
合宿に遠征に色々振り回されていて気がついたら1年が終わっていた。なんやかんや仕事を楽しんでいたと思う。
出勤8時〜退勤20時、土曜も仕事なので休日は1ヶ月に平均4〜5日程度だが、長期休暇は一般的な社会人に比べまとまった休みが比較的取りやすかった。
2年目 高3副担任/吹奏楽部副顧問
副担任として受験生を間近に見ることができたのはいい経験になった。
出勤状況は変わらず。
3年目 高1担任/吹奏楽部副顧問
初めての担任。至らない点が多々あったと思う。出勤状況は、21〜22時に退勤することや休日出勤は以前より増えたかも。
4年目 高2担任→副担任(休職)/茶道部顧問
何かと色々な方にご迷惑やご心配をかけ、2学期末で病気により担任を交代して休職。本来なら高3に持ち上がるはずだった。
出勤状況は、部活がかわり合宿や遠征がなくなったので、今までより負担が軽減されたはずだったが、そんな単純な話ではないらしい。
5年目 高3副担任/茶道部顧問
今まで担任していたクラスを間近に見守ることのできる立場を希望し、この目的は達成できた。わたしも担任のように扱ってもらえたことには本当に感謝している。
一方で、業務は大きく軽減されていたものの病気で休みがちになる。授業も仕事も元気な頃のようにはいかないことに悩み、関係各所へ相談。結婚というライフスタイルの変化、そして担任していたクラスの卒業というタイミングもあり、退職を決断。
 
私個人の感想としては、周りの教職員の皆さんにも生徒にも保護者の方々にも恵まれ、充実した5年間でした。
一方で「やりたいこと」と「できること」のギャップとか、恵まれた環境の裏返しとして自分はなぜ周りの先生方と同じことができないのかという劣等感に苛まれたこととか、自分がこのまま仕事を続けていても他の先生方のようになれそうにもないとか、色々悩み続けていたら体調を崩し、病気によって体力が教員の仕事に耐えられないほど弱くなってしまいました。
環境には本当に恵まれていたので、パワハラとかでもなければモンスターペアレントとかでもなく、勝手に自爆してしまった感じです…。
自分を取り巻く環境はよかったものの、さまざまなプレッシャーの大きい職場だったのは事実なので、私は「かよわき大人の代弁者」でありながら、今日は「この支配からの卒業!闘いからの卒業!」という、しがらみから解放されたような気持ちです。
明日から教員ではなくなるので、コンプライアンスに配慮しつつ、学校や教育について今まで書きたくても書けなかったことを気が向いたらブログでも発信してみたいと思います。

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Posted in 前職に関するできごと

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