ブログでの報告は遅くなりましたが、各SNSでご報告した通り、令和元年10月21日に高槻市役所にて婚姻届を提出し、受理されました。
これまでの手続きについて色々書いていきます。また、手続き以外に踏んだ手順(親挨拶や両家顔合わせなど)についても簡単に書いていきます。
結婚後の手続きは後日、後編として書こうと思います。
まず夫婦紹介。
わたしたち夫婦について
・昨年から結婚を前提に交際、同居開始
・私と私の母の体調が不安定なため、挙式は未定
・挙式を挙げるつもりはあるが、身内のみで小規模に行う予定
多くの結婚関連の記事は結婚式ありきで書いてあるので、未定のまま、あるいは挙げるつもりのないまま婚姻届を提出する人にも参考にしてもらいたいと思います!
1. 戸籍謄本の準備
一番面倒だと言われるやつです。双方が遠方だとより面倒です。
私は帰省したときにたまたま平日もあったので直接本籍地に取りに行きました。本籍地がコンビニ交付に対応していたら以前ほど面倒ではないと思います。郵送でも取れますがかなり面倒そうです。
期限は特に定められてないので、9ヶ月くらい前に取ったものでも受理してもらえましたが、取った後に本籍地が変わったり親が離婚したり…ということはあまりなさそうですが、ありうる話としては兄弟姉妹が結婚して戸籍から抜けると、ちょっと面倒です。
2.印鑑の準備・クレカの見直し(特に改姓する側)
改姓する側は結婚に備えて、新姓の印鑑や名のみの印鑑を用意したり、不要なクレジットカードを解約したりしておきましょう。
新姓の印鑑に意識が行きがちですが、結婚前から名のみの印鑑を作っておくと何かと捗ります。
私は名のみの実印と銀行印を大学卒業の記念品として作っていて、新姓の印鑑も早めに手配し、このへんは新たに準備するものはなく楽でした。
特に銀行印は結婚なんて全く縁遠いうちから名のみのものを男女問わず一本作っておくと、結婚しても変えなくていいので便利だと思います。
結婚してから急いでバタバタと安物を購入せず、早めにそれなりの質のものを持っておくことをお勧めします。
また、改姓しない側もちゃんとした実印を持っていないことは多いのではないでしょうか。結婚を機に一本作り、印鑑登録することをお勧めします。
3.双方の親への挨拶
私は両親に結婚の話を切り出したときに「実家は見苦しいから呼ばないでくれ」と言われ、駅にほど近い半個室のレストランで結婚挨拶をしました。誠意を持って挨拶すれば特に滞りなくクリアできると思います。(実際に挨拶したのは夫ですが…)私は親にお祝いの品をもらい、感動しました。
なお、相手の両親は多忙なので、電話で報告するのみになってしまい、申し訳なく思っています。(夫の両親はなんとも思っていなさそうなのですが、未だに良かったのかなとは思います)
4.婚姻届の準備
役所でもらう、結婚情報誌の付録を使う、ネットでダウンロードする、デザイン婚姻届を購入するなど色々な方法があります。
私たちはまちキュンご当地婚姻届をダウンロードして使いました。ちょうど元号が「令和」に変わった頃に、婚姻届も令和に対応していました。
A3サイズは一般家庭のプリンタではまず印刷できないので、コンビニプリントがおすすめです。
準備できたら、戸籍や住民票と相違のないようによく確認して記入しましょう。私の父は名刺などかなり公的なものでも新字体を用いていますが、戸籍上の名前は旧字体だったので一度書き直しました。(このへんは詳しい記事がネット上にたくさんあります)
5.結婚指輪の準備
最近は挙式後ではなく、入籍したら結婚指輪をつけている人が多いようです。結婚指輪の納期は一般的に1〜2ヶ月かかるので、入籍日が決まったら早めに店を回り、注文しましょう。ネットでよく下調べをしておくとスムーズかと思います。
6.両家顔合わせ・証人の署名
結納は両家に負担がかかり、また両家とも格式ばったことは苦手なので両家顔合わせをしました。両家とも遠方だったり親がまだ働いている場合はとても日程調整が大変です。互いの両親、そして私自身もわりと土日にも仕事があるのでものすごく大変でした。また、入籍の2ヶ月前〜2週間前くらいでちょうどいいと思いますが、それぞれの親にも確認しましょう。顔合わせから入籍まで短すぎても慌ただしく、長すぎても間延びします。私たちは入籍の約3週間前でした。
たぶん日程調整さえなんとかなれば当日は乗り切れます。しおりやガーランドなどの小物を作っておくとさらに乗り切りやすくなるでしょう。
ちなみに相手の両親と私たちがわりと近くに住んでいて、自分の両親のみが遠方にいるため関西で行いました。移動する人数を少なくしたほうがいいです。そのかわり両家顔合わせの食事代を相手の親に支払ってもらいました。
また、婚姻届の証人の署名を顔合わせのときに両家の父親からもらいました。この場合、証人欄以外は両家顔合わせまでに完成させ、印鑑を必ず持参してもらいましょう。(私たちは結局新本籍のみ空欄のままで、提出までに急いで決めてしまいましたが…)
7.同居
私たちはたっての希望で結婚の1年以上前から同居していましたが、各種手続きが二度手間になったのは否定しません。住所変更と氏名変更の手続きを最も効率よく手終わらせるなら、入籍の1〜2週間前に転居して、入籍と同時に転居の手続きをすることをお勧めします。
8.婚姻届提出
私たちは午後休を取り平日提出しました。
婚姻届、夫婦それぞれの戸籍謄本(本籍地に出す場合は不要)の他に、身分証と印鑑も忘れずに持参しましょう。私たちは本籍が置けない地番だと言われて訂正するのに印鑑を使いました。ちなみに、証人欄に正式な住所ではなくハイフンで番地をつないで書いていましたが、その程度はスルーされるようです。休日や時間外に提出する方は事前に業務時間内にチェックしてもらうことをお勧めします。
また、同居中は2人とも世帯主だったので世帯合併をしました。自治体にもよりますが、世帯合併届があるところもあれば、わたしは「同じ住所のまま相手の世帯に転居する」という扱いで転居届を書いたので、窓口に問い合わせましょう。
平日提出のメリットは婚姻届受理証明書と新しい住民票を即日発行(約1時間待ちますが…)してもらえたことでした。特に婚姻届受理証明書は職場から提出を求められることも多いので、発行してもらいましょう。休日や時間外に提出した人は後日の発行になるかと思います。
こうして無事に夫婦になりました。
改姓の手続きは後編で書きます。
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(2020/07/03追記:これも一部見やすく直しました。ちなみに婚姻届は私の地元・出雲市のまちキュンご当地婚姻届です。結婚しても職場はそのままのつもりが、結局年度末に退職しました。)